■ サイトメニュー ■ 海潮山王寺神楽(うしおさんのうじかぐら)
海潮山王寺神楽
(島根県指定無形民族文化財)
昭和36年指定
島根県雲南市大東町山王寺に本拠をおく神楽で、出雲地方の里神楽のひとつです。

採物舞(とりものまい)として、かっては「八ツ花」「木の花」「欄手」などの演目があり、これらを含めて七座をして舞います。
また、ここでは、神能の語を使わず、すべて「能」といっており、このなかには明治以降の新作演目かと思われるものもあります。
逆に「天ノ足玉(あめのけりたま)」などは佐蛇神能のみならず他でもみられない、もしかすると佐蛇神能以前のものではないかと思われる演目もあります。
「天ノ足玉」の筋は天ノ足玉と木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が大山祇(おおやまずみ)の神のお告げで唐奈樊獪(からなはんかい)という悪鬼を退治するとき、吉野神宮に祈願し、感応で宝剣と五色の注連(しめ)を授かったので、これで悪鬼に向かったところ、ご神護によって天の羽々矢が来て見事悪鬼を退治した・・・というものです。
海潮山王寺神楽の成立は詳らかではないが、現存する面の格納箱の記録から、成立はおそらく近世中期は下らないとされます。

<七座について> 海潮山王寺神楽社中は七座の全てを舞うことが出来ます
@清目(きよめ)舞台を清める一人舞い  A御座(ござ)ござを奉る一人舞い  B散供(さんぐ)榊の舞いで榊の小枝と扇を持って舞う一人舞い  C手草(たぐさ)真榊の舞の手振りも面白い二人舞  D奉幣(ほうてい)幣帛を奉る一人舞い  E陰陽(いんよう)幣、鈴、剣を持って舞う四人舞  F悪切り(あくぎり)悪魔災厄を切り払う剣を持って舞う一人舞い
須我神社で行われる9月28日の例祭には、海潮の4社中が輪番で当社の神楽殿で舞うほか、近郷諸社の例祭に奉仕しております。
山王寺はこんなところ!
山王寺地区の紹介